■DARK

*Angry chain

Angry chain(14)【ツォンルー】

14:  ただの人間     カチカチカチ…… どれくらい、時間は経ったのだろうか。     もう、   分からない――――――――――――。       暗がりの中、そ...
*Angry chain

Angry chain(13)【ツォンルー】

13:SHOULD HAPPY:瞳に映るもの     ルーファウス様、貴方はこんなに多くの人間に愛されているではありませんか。それなのに、それ以上、なにを望むというのですか。 貴方のような人間のために、これだけの人間が一斉に...
物語コメント

Angry chain*物語コメント【ツォンルー】

Angry Chain(2002/04/28~2002/07/16)     ここまで読んで下さった方、お疲れ様でした!とうとう「ANGRY CHAIN」も最後を迎える事ができました。 何だか随分と長い間書いていたような気も...
*Angry chain

Angry chain(12)【ツォンルー】

12:LOGICAL SEEK 蟻の行列     独走状態のミッドガルが全世界に呼びかけをしたのは、とても珍しい事だった。それはプレジデントからの命令で、タークス以下、ミッドガルの微力な警察機構、その他全地域の組織が秘密裏に動いて...
*Angry chain

Angry chain(11)【ツォンルー】

11:CHILDISH 救済された心    『自分自身を回復しろ』 その一言は、幼心に酷く心に突き刺さった。 戦場の匂いを漂わせたセフィロスが、たった一言だけ口にしたその言葉。回復マテリアを手に、セフィロスはそんなこと...
*Angry chain

Angry chain(10)【ツォンルー】

10:FALL IN YOU 名誉地位    ずっと、手の届く存在だと思っていた。誰よりも一番近くて、一番それが相応しいのは自分以外いないはずだった。 何故なら彼は、他の誰をも寄せ付けない雰囲気を漂わせており、その中に入って...
*Angry chain

Angry chain(9)【ツォンルー】

09:ORDER FROM... 嫉妬の裏側   かつて幼い少女の暗殺を命令された事があった。 その少女は足が悪く、いつも座ったきりで立つことすらままならない状態だった。歳は10歳くらいだろうか。 とにかくまだまだ生き...
*Diary of CLOUD

Diary of CLOUD(14)【セフィクラ】

Diary of CLOUD / 待ってて下さい    馬鹿みたいだ。今までのは一体何だったっていうんだ? 俺は、今日も訓練をサボって、思い出のあの倉庫に来ている。いつだったか、あなたが俺を縛りつけたあの錆びた剣がまだ転がっ...
*Diary of CLOUD

Diary of CLOUD(13)【セフィクラ】

Diary of CLOUD / ニセモノ    「気が済んだか」 そう言うセフィロスの声が響いた。もう既に黒い服を着込み、今までの行為に余韻などはないといったようなふうである。それはいつもの事だったが、それでもクラウドを詰...
*Angry chain

Angry chain(8)【ツォンルー】

08:WHO IS THAT? 言葉の真意   耳に届く言葉に、ツォンは表情一つ変えなかった。 ただ、頭の中だけでその言葉を反芻し、そして憤りを感じていた。   主は、部下に対して“自分を殺せ”などと言う――――...
*Angry chain

Angry chain(7)【ツォンルー】

07:WISH 空虚な切望   固く瞑られた目に、ツォンは上げたままの状態の手を静かに下ろした。 感情に囚われて主人を殴ったのは、正に不覚である。が、それを後悔してはいなかった。そのくらいの制裁が一体何だというのだろうか。 ...
*Diary of CLOUD

Diary of CLOUD(12)【セフィクラ】

Diary of CLOUD / 初めての「あなた」    そこは、いつもと違う場所だった。 アナタのプライベートな部屋に入るなんて、何だか不思議だね。 これは、俺からの初めての誘い。 アナタは不思議そうにしてい...
*Diary of CLOUD

Diary of CLOUD(11)【セフィクラ】

Diary of CLOUD / 何が言いたいの   あれからというもの俺の顔を見てはバツが悪そうにしていたザックスは、どういう訳か俺を呼び出してきた。 少し表情が硬いね、ザックス。 当然かな? 兵舎の奥まで行く...
*Diary of CLOUD

Diary of CLOUD(10)【セフィクラ】

Diary of CLOUD / そんなのは違う    俺はベットで横たわったまま、あの人の声を聞いていた。すぐ後に入ってきた医者と何か話している。 聞きなれない言葉が並んでる―――ねえ、何の話をしてるの?ううん、それより…...
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