FF7ツォン×ルーファウスの長編小説「Honey Style」専用のカテゴリです。
Honey Style(Sunday-3)【ツォンルー】
日曜日:500ギルの我侭
とにかく落ち着こうと思って、ツォンはコーヒーなどを飲んでいた。しかしそれは優雅ではなかったらしい…。
やがて耳に入った音に、「ぶっ!!」思わずツォンはコーヒーを吹き出した。
...
Honey Style(Sunday-2)【ツォンルー】
日曜日:500ギルの我侭
その頃、あまりにもツォンの帰りが遅いからと少し店内をまわろうと思っていたルーファウスは、ジェエリー店の前に長蛇の列ができているのに目を丸くした。
“限定モデル18金ダイヤモンドペアリング。先...
Honey Style(Sunday-1)【ツォンルー】
日曜日:500ギルの我侭
朝。
チュンチュン…。すずめの鳴き声に目を覚まし、気付くとそこは真っ白なベットの上で、ああ昨日はとうとう一つになったんだ、と隣の愛しき人を見つめる。
――――というような生易しい事態は...
Honey Style(Saturday-3)【ツォンルー】
土曜日:恋人達の土曜
ルーファウス宅のベットは、言うまでも無く広い。
これは別にダブルベットでもなんでもないシングルベットだったが、それでもその余裕といったらもう素晴らしかった。天晴れ・副社長!という具合である。
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Honey Style(Saturday-2)【ツォンルー】
土曜日:恋人達の土曜
マンションに着いて、二人は同じ部屋に足を踏み入れた。どちらの家かといえば、ルーファウス宅である。
自宅(仮)に帰ることなくそこに足を踏み入れたツォンは、何だか久々なその部屋を見回して、少し緊張を...
Honey Style(Saturday-1)【ツォンルー】
土曜日:恋人達の土曜
神羅の土曜日――――――。悲しいかな、そこはしっかり出勤。
完全すっきりとまではいかなかったものの、その日、何だか久々に穏やかな気分でツォンは神羅に出社した。
昨晩はルーファウスと長々真相...
Honey Style(Friday-2)【ツォンルー】
金曜日:事実と誤解と
家に帰って一息ついたルーファウスは、ふと目をやったスマホの中に不思議な着信履歴を見た。
「何だこれ?」
何故か父親から30件以上も着信がある。が、サイレントにしていたため全く気付かなかった...
Honey Style(Friday-1)【ツォンルー】
金曜日:事実と誤解と
目を開けると、視界には丸い月が見えた。
嗚呼…夜か、月が綺麗だなあ…そんなふうに思っているが、何だかその月ときたら妙だった。
デカイ。デカすぎる。
こんな月ってあるだろうか?
...
Honey Style(Thursday-3)【ツォンルー】
木曜日:目には目を!
半休状態でさっさと神羅を出たルーファウスは、少しばかり仲の良い取引先の男と渋く飲んでいた。いや、正確には渋い店で渋い酒を、支離滅裂状態で飲んでいた。
先ほどレノから聞いた事実に、ルーファウスはか...
Honey Style(Thursday-2)【ツォンルー】
木曜日:目には目を!
その頃、ホクホクのジャガイモをサックリと食べ終えたレノは、ルードを残しジャガーの正式入社の手続きを行っていた。
まだ正式な社員ではないけれど、ジャガーはどういう訳かレノが見込んだ男である。それは...
Honey Style(Thursday-1)【ツォンルー】
木曜日:目には目を!
その日、ぶっちゃけてルーファウスは壊れた。
昨晩は結局ずっとツォン宅(仮)前にいて、これまた一睡もしていない。気になってというか、もう既に諦めムードが漂っていて、そんな中で眠れるはずもなかったわ...
Honey Style(Wednesday-3)【ツォンルー】
水曜日:ごめんの言葉
待ち合わせの店はしっかり伝わっており、予定の時刻にはちゃんと四人は揃っていた。
ツォンは今日、ほぼ外に出ていた。そんなわけで電話連絡をしただけだったのだが、ツォンはしっかりとその場所にやってきた...
Honey Style(Wednesday-2)【ツォンルー】
水曜日:ごめんの言葉
その頃、副社長室ではかくも危険な遊びが繰り広げられていた。未だに副社長室に拘留されていた秘書の彼は、ルーファウスの北極に身の危険を感じざるを得なかった。何故って今の状況が正にそれだからである。
...
Honey Style(Wednesday-1)【ツォンルー】
水曜日:ごめんの言葉
その朝、雲行きはとてつもなく怪しかった。何となく雨でも降りそうな天気である。
昨日は早く家を出たツォンも、その日はさすがに普通どおりに家を出た。どうせ昨日の雰囲気からしてルーファウスに会うことも...