*Honey Style

Honey Style(Friday-1)【ツォンルー】

金曜日:事実と誤解と   目を開けると、視界には丸い月が見えた。 嗚呼…夜か、月が綺麗だなあ…そんなふうに思っているが、何だかその月ときたら妙だった。 デカイ。デカすぎる。 こんな月ってあるだろうか? ...
ルドレノ

Buddy(4)【ルドレノ】

  ドン―――! そう音が響いたが、目を瞑ることはない。脅しや責めの為に放たれた音であっても、やったことに悔いが無ければ反省する必要性はないからだ。 だからレノは、怒りを顕にしたルードが壁を思い切り叩いても、特別何も思わ...
ルドレノ

Buddy(3)【ルドレノ】

  レノは神妙な顔つきをしているルードから視線を外すと、じゃあ帰ろうなどと言って服をしゃんとさせた。そうして早々に退散しようと身を翻したものだが、どうも相棒は動く気配がない。 おかしいな、そんなふうに振り返ったレノの目に映った...
ルドレノ

Buddy(2)【ルドレノ】

  ………かちかちクラスト生地……… ………電流みたいにビリッて効く高めのやつ……… ………スパイスたっぷり、でもってでかいスパイスも一つ……… ………注文は19:00………   コンクリートと機械で出来た腐...
ルドレノ

Buddy(1)【ルドレノ】

インフォメーション ■SERIOUS●MEDIUM レノのメールはルードにとって大きな物を意味していた。 Buddy:ルード×レノ   「っちい…」 何だか熱い気がして、体に覆い被さっていた毛布を足でザ...
*GLOWFLY

GLOWFLY(10)【ザックラ】

最大の任務:10   ゆっくりとクラウドの唇を捉えたザックスは、重ねるだけでは足りなくて、その唇を割って舌を忍ばせた。捕まえた舌先は、まるでザックスのそれを待っていたかのように深く絡まってくる。 最初はゆっくりとした動作...
*GLOWFLY

GLOWFLY(9)【ザックラ】

最大の任務:09   ふっと、眼を開けた。その瞬簡に視界に入り込んだのは、暗い部屋の、木製の天井だった。 それを理解したとき、ああ、今までのは夢だったんだ、とそう思った。そうだ、夢に決まっている。まるであの頃に返ったかの...
*Honey Style

Honey Style(Thursday-3)【ツォンルー】

木曜日:目には目を!   半休状態でさっさと神羅を出たルーファウスは、少しばかり仲の良い取引先の男と渋く飲んでいた。いや、正確には渋い店で渋い酒を、支離滅裂状態で飲んでいた。 先ほどレノから聞いた事実に、ルーファウスはか...
*Honey Style

Honey Style(Thursday-2)【ツォンルー】

木曜日:目には目を!   その頃、ホクホクのジャガイモをサックリと食べ終えたレノは、ルードを残しジャガーの正式入社の手続きを行っていた。 まだ正式な社員ではないけれど、ジャガーはどういう訳かレノが見込んだ男である。それは...
*Honey Style

Honey Style(Thursday-1)【ツォンルー】

木曜日:目には目を!   その日、ぶっちゃけてルーファウスは壊れた。 昨晩は結局ずっとツォン宅(仮)前にいて、これまた一睡もしていない。気になってというか、もう既に諦めムードが漂っていて、そんな中で眠れるはずもなかったわ...
伝言板(ご返信)

【2020/06/04】メールフォーム返信♪

メールフォームよりご連絡くださった、いちごさんへの返信です♪ いちごさん、こんにちは。メールフォーム送信ありがとうございました! もうもう、そのように言っていただけてとても嬉しいです!!!このサイトが辺境の地すぎて、独りでコツ...
更新履歴

新着情報:2020年06月分

こちらは2020年06月に更新した内容です。各記事にも更新日が記載されていますが、新着がわかりづらい場合はこちらをご参考くださいませ♪※更新ごとに内容を追記していきます※ 【2020/06/27】更新内容 ファン小説:連載中 GLOWFL...
*Honey Style

Honey Style(Wednesday-3)【ツォンルー】

水曜日:ごめんの言葉   待ち合わせの店はしっかり伝わっており、予定の時刻にはちゃんと四人は揃っていた。 ツォンは今日、ほぼ外に出ていた。そんなわけで電話連絡をしただけだったのだが、ツォンはしっかりとその場所にやってきた...
*Honey Style

Honey Style(Wednesday-2)【ツォンルー】

水曜日:ごめんの言葉   その頃、副社長室ではかくも危険な遊びが繰り広げられていた。未だに副社長室に拘留されていた秘書の彼は、ルーファウスの北極に身の危険を感じざるを得なかった。何故って今の状況が正にそれだからである。 ...
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