ムービーショウ。*物語コメント(2008/08/07)
久々の単発UP物語です♪
それにも関わらず基本CPではないしネタはあんなんだしで本当にスミマセン…。(泣)
この手のネタやストーリーは好まれるものではないと分かっていたので、今回は物語全般的にルードと同行する形で、それから途中はルードからの視点で、という形で書きました。
いつもだったらばオリキャラがかなりの台頭をしてくるところなのですけれども、今回は自分の中でちょっと特殊な感じであります♪
個人的な感覚としては、ザックラ「GLOW FLY」に近い感覚です。本当は全部レノ視点で、ルードが殆ど絡まないような形…「GLOW FLY」ではクラウドが殆ど絡まないので、そういう形になるかな?と想定していたのですが、急遽変更ということでこうなりましたっ。
そのおかげというべきか、最初はエロシーンを書く予定などなかったのに、ついついそっちに走ってしまった…っ!(笑)そんなわけで、ルドレノでは初の長編であり、初の18禁の物語となりました♪
ネタ的に非常にアングラで申し訳ない今回の物語なのですが、実はこの物語を書くのにはキッカケがありました。それは、物語でも書いておりますけれども、一本の映画だったのです。
その映画を見た後、少し考えさせられまして、ふいにこの話を書きたくなったのあります。勿論、その映画は物語に出てくる映画とは違うもので、もっと良い話です!人間愛と良心を描いたストーリーでしたv
それが何故こんなアングラ的物語になったのか!?
これにもちょっとした理由がありまして、実は以前、BCのロッド君の話でやはりこういうネタを考えていたのですよね♪もうやんちゃで仕方ないというような(笑)やんちゃロッド君視点の物語です。
ところが、BC自体名前の定着がないことと妄想しづらいという部分で、これはかなり難航を極めておりまして(泣)…で、今回映画の影響で「こういう話を書きたい!」となって、「じゃあこういう設定でいこうかな?」と考えたときに、ふいにルドレノが思い浮かんだわけであります♪
この二人であれば、今回のようなネタでもありえるなあと…はいv
今回の物語そのものについでですが、思わず注意事項をつけてしまったところからも滲み出ていますように、あまり…というか、全く褒められた話ではございません。(泣)ある意味危険かなあと思いながらも、しかしこれだけは!と思い、最後まで書きました。
誰かを擁護するとか、どちらが正しいとか、そういう物語ではないですっ!
ただ、彼らXの人々と、いわゆる世間というものの対比といいますか、その間にある溝といいますか、そういう部分を書きたかったのであります。現実でも事件やらなにやらと最近はあまりにも物騒ですけれども、今回はそういうものを語りたいわけでもなく…ううむ、なにやら説明が難しいですっ。(唸)
彼らは世間にとって「悪」であり、彼らにとっても世間は「悪」である。
しかし法治国家の社会的には世間こそ「善」であり、そこにはルールが存在し、何かをそれなりに犠牲にしている。彼らは犠牲を払わない代わりに自由であるけれども、いざとなると救いが求められない。そこに、いわば権利の逆転が存在している。
どこに重きをおくかで違うけれども、レノの場合は彼女を助けたかったから、救いを求めたから、だからこそ立場を変える必要があった、という…。
自由か、保障か。
まるで時間か金か、みたいな感じですが(笑)正に対となるものだと思います。
よくよく考えると…というか普通に考えてもですが、この物語のレノは大概我侭発想なところがあります。でもそれは敢えてといいますか、自分の正当化というものも含めて、やはり必要なものだったのだと…!
って、段々何を書いているのか分からなくなってきてしまいましたっ。NO~!!(泣)
ルードの気持ちとかかなり尻切れトンボなのですけれども(泣)その辺りは妄想補完でお願いしますっ!全部ルード視点だったらば、恐らく恋愛傾向の強めの物語になっていたかも…!?
しかし今回は「レノに関する物語」という形で閉めたかったので、やはり最後はレノの一人称で締めました。そのせいで恋愛要素は曖昧に終わってしまっております…す、すみません…っ!!
今回は18禁の物語になりましたが、その方向性になってきてから、「ああ、これは相棒という形で纏めてはいかんな」と思いまして…
ルドレノだとどうしても「相棒」という言葉が頻出してしまって、ともすれば「恋愛<相棒」という形になってしまうのですよね…。
だから今回、個人的には、相棒というより恋人に近い感覚に持っていったつもりです!
相棒だからお前のことは分かってる、という形ではなく、俺だけにしかお前のことは分からない、みたいな感覚を強めにしました…って、全くそう見えないですね!(笑)
ううむ、ルドレノって難しいっ!!
そんなわけでルドレノですが、なんということか、基本CPというわけでもないのに、もう1つルドレノを書いている最中だったりします♪
まだ終わりそうにはないですが、やはり真面目な話で、ちょっと展開が似ているかもしれません。(おいおい!笑)かなり長い物話なのですが、何とか完成させてUPしたいなあと思っていますv
それにしても…最近自分の書くルードはツォンさんに似てきているような気がします。(笑)
ツォンさん、ヴィンちゃん、ルードは、私の中では「三大優しい攻めキャラ」ですv(笑)
再アップ後コメント(2020/10/27)
「ムービーショウ。」をお読みいただき、ありがとうございました!
ルドレノ長編でしたが、いかがでしたでしょうか?
上記のリアタイ時コメント内で「今もう1つルドレノを書いている最中」と書いておりますが、実はその物語が「Seventh Bridge~すてられた物語~」です。ですので、実際は今回の「ムービーショウ。」という物語があった上で「Seventh~」を書きました。
この2つの物語は書きたい内容とか方向性が結構にていて、両方とも読書くださった方がいらっしゃいましたらば、ひょっとして似てるなあと思われるかもしれません。いわば「Seventh~」のほうが集大成といったかんじなのですよね。
再アップにあたって自分でも読み返したわけですが、相も変わらず物騒な物語だけれど、個人的には魂が籠ってるなあと感じました。
レノが登場する物語は、比較的テーマがガチになることが多くて、ルドレノはその最たるもののような気がします。
原作のレノはそうでもないような気もしますが、どうも自分の中のレノは改革者というか逆境にまけない人間という立ち位置になっていまして…だからこそその対極にある相棒のルードがレノのストッパーになるというか。ルドレノはそういう印象になっている物語がたぶん多いのですよね。
ちなみにこの「ムービーショウ。」はルドレノ唯一の18禁小説ですが、実はこの当時ルドレノについてはエロシーンがあまり想像できないという悩みがありました。再燃後の今はガンガン想像できるんですが(笑)なぜかこの当時はダメだったんですよね!
だからこそ他のCPより恋愛要素が薄く、かつ真面目な話が多いのだと思いますが、当時の自分の描きたいものとマッチしていたということもあって、サイト的に二次CPであるにもかかわらずルドレノは結構愛が詰まっているなあと個人的には感じています。
この物語ではレノの過去を描きましたが、ここまでのゴロツキだったということはさすがにないだろうなあ…などなど、いろいろ想いを馳せました。しかしFF7Rでレノのオラオラ感が増していたのを目の当りにしたら「あれ?意外とアリかも?」と思いましたね(笑)
どんどんと治安が悪くなっていくレノ…でもそんなところが魅力ですね!そしてルードもかなりしゃべるようになったし、なぜか微妙な品性が垣間見えるし、ルドレノに関しては以前より妄想が増した気がします♪